ブログを始めようと考えた時にどんな内容のサイトを作りたいと考えていますか?
ブログにはアドセンス審査が通りやすいものとそうでないものが存在します。
わたしが初めて作ったサイトは健康のことについてでした。
例えば「こうしたらよく眠れるらしいよ」とか「これを食べるとダイエットにいいみたいよ」とか。
普段から本をよく読むわたし。
自分がいいと思ったものを入念に調べて、さらにたくさん本を読みあさって頭に叩き込んだ知識をブログに載せていました。
もちろん情報の出どころとして「この本を読みました」という情報も載せていましたし、外部リンクとして情報を出してくれているサイトも貼りました。
ですが、アドセンス審査に18回も落ちてしまいました。
正直なとこ、先生にチェックを受けたわけではないので書かない方が良かったのかどうかはわかりません。
ただ、アドセンスに通りにくいジャンルがあるということを知らなかったんですよね。
結果的にアドセンス審査が何度も不合格になったと考えると書かない方が良かった内容だったのかもしれません。
最終的にはプロの先生に教わりながらブログを書き、教えられた通りにサイトを構築しなおしたことで、わずか2回で審査に合格しました。
ここではアドセンス審査に通過するためにどんな内容を選んだらいいのかを紹介します。
YMYLについての記事は避ける
YMYLとは「Your Noney Your Life」の略称で「あなたのお金・あなたの生活」という意味。
生活に大きな影響を与えるジャンルのことです。
Google はガイドラインが厳しいことで有名なので、このジャンルを選んだ時点で検索上位を狙うことはまず無理だと言われています。
Google が検索上位に表示してくれるサイトはE-E-A-TというGoogle が独自に定めているものを基準として決定しています。
E-E-A-Tとは? ・Experience(経験) ・Expertise(専門性) ・Authoritativeness(権威性) ・Trust(信頼) |
E-E-A-Tとは上記の頭文字を取った言葉で評価の基準となるものです。
Google が基準を満たしていないと判断したサイトは上位に検索されないようになっています。
例えば医療や健康に関する記事を書いたとしても、その信頼性はどこに存在するのかということになります。
専門知識を持っているお医者さんや薬剤師さんなどが監修する場合は問題ありませんが、個人的意見で「この薬が効くから使ってみて!」と書かれている場合はGoogle が信頼性がないと判断してしまうということです。
信頼性の基準とするものは【経験・専門性・権威性】があげられます。
過去にお医者さんではないのに医療関係の情報を書いていたサイトの内容が間違っていたことが問題視されたため、Google が信頼性を確認することを重要視したとされています。
自分が資格のある専門分野の人で顔出しがOKでないのならこのジャンルを選んだ時点で収益は諦めた方がいいということです。
YMYLに該当しやすいジャンル
・ニュースや時事問題
・金融・財産
・医療・健康
・法律・政府
・ショッピング
・人種・宗教
・その他
ニュースや時事問題
日本だけではなく世界中の大きな出来事に関連する重要なニュースや時事問題を扱うジャンルです。
もし事実と異なる情報を発信してしまうと世の中に大きな影響を与えかねません。
ニュースが事実だったとしてその内容に意見を述べた場合、内容によっては肯定も否定も問題視されてしまうことがあります。
その中でも、スポーツや芸能などのエンターテインメントに該当する情報や内容、日常生活に関する情報などはYMYLに該当しません。
金融・財産
金融に関連するジャンルは書いている人も多いですが、YMYLに該当します。
例えば投資信託やFX,株式に関するものなどがあげられます。
それ以外にも税金やローン、保険などお金に関係する情報もYMYLに該当します。
もちろん専門分野の知識が存在して情報発信者に顔出しできるならば問題ありませんが、そうでないならば避けた方がいいです。
医療・健康
病気の症状や薬、医療に関係するアドバイスなどもYMYLに該当します。
先にも述べたように専門分野で資格があるなどの場合や、監修をお医者さんや資格保有者にお願いして記事を書く場合はYMYLに該当しません。
内容として【お金】【生命】【健康】などがあげられます。
このジャンルでブログを書くと、読む人によって安全性に大きな影響を与える可能性があるため避けた方がいいとされています。
法律・政府
選挙や政府に関係する活動や内容、法律に関する内容はYMYLに該当します。
間違った情報が大きな問題を引き起こすとされる内容のものはユーザーの生活に影響を与える可能性があります。
ショッピング
Webサイト上でショッピングができたり、クレジットカードなどで支払いができる内容のものはYMYLに該当します。
クレジットカード情報の流出や掲載されているものと違う商品が届くなどのリスクが予測されるからです。
人々のグループ(人種や民族など)
人種や性別、宗教などの内容もYMYLに該当します。
その他にも性別(性同一性障害やジェンダーレス)などに関係する内容も挙げられます。
その他
大学や就職、フィットネスや栄養などの内容もYMYLに該当します。
人生の大切な時期の選択に影響を与える情報は間違っているとその後の生活にも影響してしまう可能性があるからです。
上記のジャンルを書く時の注意
書きたいジャンルが上記に含まれている場合、諦めて違うジャンルを探すか、もしくは信頼性をユーザーに与えるために記事を書いた人の情報やサイトの運営者などの情報を明記することで回避することもできます。
それ以外に、ユーザーが疑問に思ったことをサイト運営者に問い合わせることができるように、お問い合わせができるメールの準備や電話番号を記載すると信頼性を与えることができます。
また、記事の中に引用や出典などを記載することも正確な情報であるということを示すために必要になります。
ですが、「ブログを収益化したい!」と考えているならこれ以外のジャンルを探す方が無難であることは間違いないと思います。
まとめ
ブログを始めようと思った時に1番悩むのがジャンルですよね。
自分の趣味のブログを作れたら最高なんですけど、人に紹介するほどの趣味がないという人も多いと思います。
初めて書くブログとして1番書きやすいのはエンターテインメントに関するものだと言われています。
テレビを見ていて気になった芸能人や好きな芸能人や著名人、スポーツ選手に関することなど、内容はあふれていると思います。
ですが、気を付けることも。
相手を傷つけてしまう内容や性格ではないもの、画像の使用などには注意が必要です。
使用するものには著作権があるため、勝手に使用してはいけないこともあります。
使用する時はプライバシーポリシーを必ずチェックしてください。